スウェーデン、戦車ストリッツヴァグン122を10両ウクライナに引き渡し
スウェーデンは、ウクライナに戦車ストッツヴァグン(Strv)122(レオパルド2A5の改良版)を10両ウクライナ軍に引き渡した。
21日、スウェーデン軍ウェブサイトにルドヴィグ陸軍参謀本部作戦司令官の発言が掲載された。
リュドヴィグ作戦司令官は、「私たちはウクライナ人に可能なもの、良い物、良い知識を全て渡した。私たちは、自国領の解放が成功するよう彼らの最善を願っている」と発言した。
なお発表によれば、この戦車は30年以上にわたってスウェーデンの機械化旅団の基幹をになっていたものだという。今後ウクライナ軍はスウェーデン軍の訓練を受けた戦車兵とともに同戦車を10両保有する。
ルドヴィグ氏によれば、全面侵攻開始から1年が経過した2023年2月24日にスェーデンはウクライナに約10両の戦車を供与する決定を下したのだという。
ストッツヴァグン122は、独製戦車レオパルト2A5の改良型で、スウェーデンでライセンス生産されているもの。スウェーデンの条件下で運用できるように設計されている。スウェーデン軍は同戦車を120両保有していた。