ウクライナ・米国、防衛産業協力覚書に署名

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ウクライナのゼレンシキー大統領による米国訪問に際して、ウクライナの戦略産業省とグローバル・ディフェンス&インダストリー・アライアンス(GDIA)、アリゾナ・ディフェンス&インダストリー・コアリション、ウタ・エアロスペース&ディフェンス・アソシエーションの間で協力・共同プロジェクト発展覚書が署名された。

ウクライナ大統領府広報室が伝えた

発表には、「同覚書は、防衛産業分野と復興におけるプロジェクト実現の協力を定めるもの。GDIAが通信確立と、ウクライナ側と、自らの産業施設をウクライナ国内に開設することに関心のある米国防衛企業との協力発展を確保することが定められている」と書かれている。

さらに、カミシン宇戦略産業相とウタ・エアロスペース&ディフェンス・アソシエーションが、ウクライナ戦略産業省と同社の間の相互理解覚書に署名したと発表された。

同署名につき、ゼレンシキー大統領は、ウクライナ時間22日に公開したウクライナ国民向けメッセージ動画にて、ウクライナと米国は武器と防衛システムの製造で協力していくと報告した

ゼレンシキー氏は、「私たちは、ウクライナ、私たちの防衛、私たちの防衛能力の体系的強化について話し合った。重要な合意がある。ウクライナと米国は武器と防衛システムの製造のために一緒に活動していく。私たちは、防空システムやその他必要なものを共同で製造するための産業基盤を用意している」と発言した。

なお、21日、ゼレンシキー大統領はワシントンを訪問し、バイデン米大統領、オースティン米国防長官、米議会議員と会談していた。