ウクライナとリトアニア、対無人機機器等共同製造へ

ウクライナのゼレンシキー大統領は１０日、同国とリトアニアは対無人航空機機器をはじめとする防衛機材の共同製造につき合意したと発表した。

ヴィリニュス訪問中のゼレンシキー大統領がナウセーダ・リトアニア大統領との会談後共同記者会見の際に発言した。

ゼレンシキー氏は、「私たちは、前線の情勢展開に大きな注意を向けた。私は、私たちが合意した新しい防衛支援につき感謝している。支援だけではなく、対無人機機器やその他の防衛に必要な装備をはじめとする共同製造についてもだ。関連の文書が今日締結された」と発言した。

同氏また、ウクライナはリトアニアがウクライナの人々に与えている支援をとても評価していると伝えた。

そして同氏は、「全面侵攻の当初にリトアニアが提供した武器は、ロシアの車列を止め、占領者を殲滅した。あなた方の支援は、極めて意義あるものだ。武器、機材、強力な軍事パッケージ、ウクライナ軍人の訓練、ウクライナ領地雷除去に関する連合におけるリトアニアのリーダーシップ、これら全てが私たちに力を加えている」と強調した。

なお、ゼレンシキー大統領は１０日、ビルニュスを訪問している。

写真：大統領府