アウジーウカ、クプヤンシク、南部 ゼレンシキー宇大統領、新しいメンバーでの最高司令官会議を招集

ゼレンシキー宇大統領(軍最高司令官)は12日、新しいメンバーでの最高司令官会議を開催し、前線の状況、前線隣接地域の防空などにつき協議を行った。

ゼレンシキー大統領がテレグラム・チャンネルで伝えた

ゼレンシキー氏は、「新しい構成での最初の最高司令官会議だ。優先課題は変わっていない。前線と前線隣接地域、人、重要インフラのロシアの空のテロからの防衛だ」と伝えた。

また、シルシキー新軍総司令官とバルヒレヴィチ参謀総長、各情報機関代表者、作戦戦略集団司令官が報告を行ったとあり、「アウジーウカ、クプヤンシク、南部。弾薬、無人機、電子戦機器といった軍へのあらゆる必要な物の供給」について話し合ったと書かれている。

さらにゼレンシキー氏は、電力事業者と前線隣接州の軍民行政府長官の報告を聞いたとし、電力・水・暖房施設の多重防衛のさらなる発展について話し合ったと伝えた。

加えて同氏は、自爆型無人機撃墜活動を行う機動射撃班の数と能力を高める決定を採択したと報告した。

これに先立ち、8日、ゼレンシキー大統領は、ザルジュニー氏をウクライナ軍総司令官職から解任し、シルシキー氏を新たな軍総司令官に任命していた。