ドイツはすでにウクライナ防空強化のリーダーとなっている=ゼレンシキー宇大統領
ウクライナのゼレンシキー大統領は16日、ドイツはすでにウクライナの防空強化におけるリーダー国の1つとなっていると発言した。
ベルリンを訪問したゼレンシキー大統領がショルツ独首相との共同記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
ゼレンシキー氏は、「今日私たちは独首相とのテタテ協議と代表団フォーマットの協議を行った。重要なテーマは、ウクライナの前線の情勢、戦況だ。とりわけ、ロシア占領軍の榴弾砲とその他の武器種における決定的な優位がある。私たちは、現存の国際情勢の中で私たちの防衛を確保するためにあらゆる可能なことを行っているし、私はドイツの支援、ドイツの理解に感謝している。私たちはまた、私たちの防空の強化も協議した。ドイツはその支援においてすでにリーダー国の1つとなっている」と発言した。
同氏はまた、そのような支援によりすでにロシアの攻撃から数千人の命が救われているが、防衛の必要はさらにあると指摘した。そして同氏は、「今日私は独首相とウクライナの何千人の命を救うことのできる完全に具体的なことにつき協議した」と伝えた。
なお、16日、ゼレンシキー大統領はベルリンを訪問した。同日、ゼレンシキー氏とショルツ独首相は、ドイツ連邦共和国とウクライナの安全保障協力・長期支援協定に署名した。