ウクライナとフランス、安全保障協定に署名
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ウクライナのゼレンシキー大統領とフランスのマクロン大統領は16日、両国の安全保障分野協力協定に署名した。
両首脳がパリでの会談後記者会見時に署名を行った上で発表した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
ゼレンシキー大統領は、「私たちは非常に野心的な協定に署名した。今年30億ユーロの軍事支援と欧州連合(EU)と北大西洋条約機構(NATO)への道における完全な支持に関するものであり、それはフランスのリーダーシップと支持により可能となったことだ」と発言した。
また、ウクライナ大統領府広報室は同協定の全文を公開した。
これに先立ち、同日、ゼレンシキー大統領はベルリンにてドイツのショルツ首相とウクライナ・ドイツ間の安全保障協定にも署名している。
これらのウクライナとの二国間安全保障協定締結の流れは、2023年7月のビルニュスNATO首脳会議の際にG7首脳が発表したウクライナ支援に関する共同宣言を根拠にしたもの。
これに先立ち、1月12日、スナク英首相はキーウを訪問し、ゼレンシキー大統領と英国・ウクライナ間の安全保障分野強力協定に署名していた。
ウクライナと日本も、昨年10月7日に、ウクライナの安全保証に関する二国間合意締結に向けた一回目の協議を行っている。