ノルウェー外相、長期展望でのウクライナへの派兵の可能性を排除せず

ノルウェーのアイダ外相は、長期展望での支援提供と訓練実施のためのウクライナへの派兵の可能性は排除しなかったが、それは現時点では計画していないと発言した。

アイダ外相がウクライナの外政ニュースサイト「欧州プラウダ」へのインタビュー時に発言した

アイダ氏は、ウクライナに西側諸国の軍を派兵する可能性に関する話は、ロシア軍と直接対決をするための戦闘を行う部隊の話ではなく、支援、訓練、顧問などについて話だと指摘した。

同氏はまた、「現時点では私たちは軍の派兵は計画していない。私は、多くの国でそのゆな計画があるとは思わない。しかし、他方で私は、非常に長期の展望では、私たちが何かしらを排除すべきだとは思わない」と発言した。

さらに同氏は、北大西洋条約機構(NATO)はウクライナが成功を収め、ロシアが敗北を喫する水準でウクライナを支援したいと思っていると強調した。

その上で同氏は、「しかし、戦争にて直接当事者になるという願望は一切ない。なぜなら、それは私たちが見たくない世界大戦を引き起こしかねないからだ」と指摘した。

写真:国連