ドイツ主導のウクライナ防空強化、10か国以上が支持
ドイツ国防省は、20日のウクライナ防衛問題コンタクトグループ会合(ラムシュタイン会合)にて、ドイツが主導するウクライナの防空強化を10か国以上が支持したと伝えた。
ドイツ国防省がソーシャルメディア「X」アカウントにて伝えた。
国防省は、「多くのパートナーがドイツによるウクライナ防空強化のイニシアティブを支持したがっている」とし、ベルギー、デンマーク、オランダ、ノルウェー、カナダは財政面での支援、米国、英国、フランス、スペイン、ルーマニア、ベルギー、リトアニアは物質面とミサイルでの支援を行うと伝えた。さらには、ラトビアはドイツ国防省と外務省がウクライナの防空強化のために始めた「防空イニシアティブのための緊急措置(IAAD、Immediate Action on Air Defence)」へと加わる意向を示したという。
なお、20日、ウクライナ防衛問題コンタクトグループ会合が開催されていた。
「防空のための緊急措置(IAAD、Immediate Action on Air Defence)」は、ドイツが4月に開始したイニシアティブ。同国は、ウクライナへ防空システム「パトリオット」「アイリスティー」「スカイネックス」「ゲパルト」などを提供するために新しい連合を形成することを呼びかけていた。