米国、2億7500万ドルの新たな対ウクライナ安保支援を発表
米国防総省は24日、ウクライナに対する総額2億7500万ドル相当の新たな安全保障支援パッケージを発表した。
米国防総省広報室が公表した。
発表には、「これは先月国家安全保障補正への署名が行われてから、大統領が承認した5つ目の安全保障支援パッケージであり、大統領が大統領権限(PDA)を使用する3つ目のパッケージである」と書かれている。
また、今回のPDAパッケージは、ウクライナがハルキウ近郊のロシアの攻勢を撃退するのを支援する米国の支援活動の一環だと指摘されている。そして、「これは、ウクライナが戦場で最も緊急に必要としているものを満たすための追加的能力を提供するものだ」と書かれている。
今回の支援パッケージに含まれているものは以下のとおり。
・高機動ロケットシステム「ハイマース」用弾薬
・155ミリ・105ミリ口径榴弾砲弾薬
・60ミリ口径迫撃砲弾
・TOW対戦車ミサイル
・対戦車ロケットシステム「ジャベリン」「AT4」
・精密空中弾薬
・小火器、小火器弾薬、手榴弾
・解体用爆薬
・対戦車地雷
・装備品回収用戦術車両
・ヘルメット、防護服、化学・生物・放射線・核防護装備
・予備部品、メンテナンス、その他付属品