ウクライナ軍、被占領地のロシア軍防空システムを攻撃
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ウクライナ軍のシルシキー総司令官は16日、軍のミサイル部隊が他の防衛戦力と連携して、被占領下ドネツィク州のロシア軍防空システム「S300」を攻撃したと報告した。
ウクライナ軍参謀本部広報室のフェイスブック・アカウントにて報告が行われた。
シルシキー総司令官は、「戦闘課題の成功裡の遂行につき戦士たちに謝意を表する! 本日0時、ウクライナ軍ミサイル部隊が、防衛戦力のその他の部隊との連携で、一時的被占領下ドネツィク州の敵システム『S300』に攻撃を加えた。情報機関の情報にて、敵のレーダー局と発射装置への攻撃が確認されている。攻撃の結果に関するさらに詳細な情報は確認中である」と伝えた。
また同氏は、ミサイル部隊と他の部隊が連携してロシアの重要軍事目標に対する活動を成功させたのはこれが初めてではないとし、これまでに敵の20台以上の発射装置と約15台のレーダー局が破壊されていると伝えた。
その上で同氏は、「私たちは、ロシアの防空能力の体系的な破壊を続けており、攻撃航空手段の成功裡の使用に有利な条件を作り出している」と伝えた。