ウクライナ支援は「一番の優先課題」＝ヒーリー英国防相

英国のヒーリー国防相は、不動のウクライナ支援が自らの「一番の優先課題」だと形容した。

ポリティコが報じた。

英国が自国自身の深刻な軍事的挑戦に直面する中でも、ヒーリー英国防相は自身の「一番の優先課題」は不動のウクライナ支援だと形容した。

なお、ヒーリー氏は、１４年ぶりに英労働党が選挙で勝利したことで、国防相職に就いた人物。同氏は、労働党は国防支出を増加し、「私たちの軍が戦闘のためにより良い装備され、直面する脅威を抑止するために、長期的計画の策定を可能とする決定」を採択するコミットメントを果たせるとの確信を示した。

また同氏は、「私は、英国がウクライナを支援するために団結してきたことを誇りに思っており、私も、スターマー英首相も、労働党政府とともにそれを続けることを決心していた」と発言した。

その他同氏は、ロシア領クルスク州でのウクライナの攻勢につき、「プーチンが国境の一部を無防備にしていたことで、彼は明らかに不利な状況に陥ったし、ウクライナがその地域で自らの場所を維持する中で、彼（編集注：プーチン）はまだその対応として何をすべきかについての作業しているのだ」と発言した。

記事では、ヒーリー氏の補佐官が記者に対して、ヒーリー氏は自身のことを英内閣における「ミスター・ウクライナ」だと見てもらいと思っていると述べている。それは、最近まで保守党政権のベン・ウォレス元国防相が担っていたような役割だという。