ウメロウ宇国防相、4人の国防次官を解任へ

ウクライナのウメロウ国防相は、4人の国防次官の解任を閣僚会議(内閣)に提案した。

ウメロウ国防相がフェイスブック・アカウントで伝えた

ウメロウ氏は、「ウクライナ国防省のシステム、軍、情報総局、国家特別輸送庁は、戒厳令下では閉ざされた防御線である。それは、全ての内部プロセスは明確かつ制御されなければならないことを意味する。これらに対する外部ないし内部の影響行使の試みはいかなるものも看過し得ない。その文脈で、人事交代も行われている。私は、ウクライナ閣僚会議に対する国防次官であるスタニスラウ・ハイデル(大臣事務所所長に異動)、セルヒー・オレクサンドル、ユーリー・ジヒル、リュドミラ・ダラハン(事務次官)の解任の提案に署名した」と書き込んだ。

同氏は、新しい次官などの任命に関しては、後日報告すると伝えた。

また同氏は、防衛調達システムの改革が続いていると書き込んだ。

その際同氏は、「『特別技術輸出(STE)』は情報総局から国防省に移管されている。調達システム清浄化プロセスを法執行機関と汚職対策機関と緊密に協力した上で完遂せよとの課題を出した」と伝えた。

また同氏は、防衛調達局と国家後方支援機関の改革も続いているとし、これらのプロセスを北大西洋条約機構(NATO)基準に近づけていると指摘した。

そして同氏は、近々両機関のための監査委員会が設置されるとし、今週提案が閣僚会議に提出されると伝えた。

写真:ウメロウ国防相(フェイスブック)