戦場のウクライナとロシアの砲撃比率は１：３＝宇国防次官

ウクライナのハウリリューク第一国防次官は１日、戦場におけるウクライナとロシアの榴弾砲砲撃比率は現在１：３だと発言した。

ハウリリューク国防次官がテレビ番組「統一ニュース」出演時に発言した。

ハウリリューク氏は、「今日の時点で、戦場における榴弾砲使用の比率は、１：８だった２０２４年冬と比べて減少している。現時点では、比率は１：３だが、しかし、それでもロシア側が優勢である」と発言した。

同氏はまた、ロシアはウクライナより遥かに大きい人的潜在力、動員リソースがあると指摘した。

その際同氏は、ウクライナ国防省はロシアのその優勢を無効化するために、戦場での主導権確保に向けて様々なイノベーション的決定や軍事技術を導入することを通じて複数の問題の解決に取り組んでいると発言した。

そして同氏は、「現時点で、すでに戦場での問題を摘発し、その問題を解決するための正しい決定を迅速に採択し、それを戦場に投入される技術や兵器に実装するプロセスが確立している。そのプロセスはまだ不完全ではあるが、しかし、私たちはその方向で問題解決のために強力な歩を進めている」と発言した。

さらに同氏は、国防省は、戦場での優位とこの戦争の勝利は、より速やかに問題を解決し、イノベーション的・技術的解決策を導入した方が達成すると明確に理解していると説明した。

その他同氏は、ウクライナ政府は、ウクライナが必要な兵器・軍用技術品を全て生産できるようになるために、パートナー国と共同企業を設立するための大きな作業を行っていると発言した。