12日のウクライナ防衛支援首脳会合は延期=独政府

ドイツのヘーベシュトライト首相府報道官は、12日に予定されていたウクライナ防衛問題コンタクトグループ会合(通称「ラムシュタイン会合」)と英米仏独4者首脳会合は同日には開催されないと発表した。

ヘーベシュトライト報道官が記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

ヘーベシュトライト氏は、「(米大統領)の訪問はなく、それに関係してた全てのフォーマットもそれに連動する。つまり、ラムシュタインでの首脳級会合もないし、英首相、仏大統領、独首相の会談もなく、米大統領のオンラインでも参加もない」と発言した。

同時に同氏は、関係者はもう一度全てを組織しようとしているとしつつ、現時点で時期について話すのは時期尚早だと発言した。

さらに同氏は、ドイツはウクライナから予定が崩れたことについての「否定的な反応」や落胆は受け取っていないと伝えた。また同氏は、米国はウクライナの最大の、ドイツは第2のドナー国であり続けており、ウクライナは引き続きパートナー国をあてにして良いと発言した。

この他、独国防省のシュテムプフレ報道官は、ドイツは「ラムシュタイン会合」が少なくとも国防相級で、10月中に開催されることを期待していると発言した。

同時に、ドイツ政府関係者は、バイデン米大統領が10月10〜13日に予定していた自らのドイツ訪問を取り消さざるを得なかった理由は、十分理解できると述べている。