ウクライナは戦闘機「ミラージュ」を2025年初頭に受け取る=仏軍事相

フランスのルコルニュ軍事相は、フランスの戦闘機「ミラージュ2000」のウクライナへの引き渡しは、来年の第1四半期を予定していると発言した。

ルコルニュ軍事相がシュド・ウエスト誌へのインタビュー時に発言した

ルコルニュ氏は、「『ミラージュ2000』は、2025年第1四半期にはウクライナを飛ぶことができる」と発言した。

また同氏は、現在の最も主要な課題は操縦士と技士の訓練であり、訓練は仏ナンシーで続いていると伝えた。

さらに同氏は、戦闘機は空対空ミサイルと空対地ミサイルを発射できるものであり、対電子戦防御システムも備えていると指摘した。

これに先立ち、6月6日、マクロン仏大統領が、同国はウクライナに対して戦闘機「ミラージュ2000−5」を供与し、フランスで操縦士の訓練を行うと発表していた

フランスの戦闘機は、すでにウクライナへと供与されている巡航ミサイル「SCALP」を装填可能。現在ウクライナは、同ミサイルをソ連製戦闘爆撃機「Su24M」に装填して使用している。