英国はロシア領深部の目標へのウクライナの攻撃に関する提案を策定している=シルシキー宇軍総司令官
ウクライナのシルシキー軍総司令官は、英国のラダキン国防参謀総長と協議を行い、兵器の供与と「作戦的・戦略的深部」にある敵の軍事目標への攻撃可能性について協議を行った。
16日、シルシキー総司令官がテレグラム・チャンネルで報告した。
シルシキー氏は、「英国の同僚と前線の指定地点における喫緊の戦略的状況とロシアの対ウクライナ軍事侵略への抵抗組織につき報告した。別途、作戦的・戦略的深部における敵の軍事目標への攻撃可能性について協議した。現時点で、英国側は、『勝利計画』の実際的な実現の一環での独自提案を策定しているところだ」と伝えた。
また同氏は、軍事機材・兵器の供給、人員訓練、高精度攻撃手段使用の効率向上が、ウクライナ・英国間軍事協力の主要な柱だと指摘した。
さらに同氏は、ラダキン氏に対して、ロシア軍の国際人道法の違反、戦争犯罪、重要インフラへのミサイル・航空攻撃、民間施設への無差別大量爆撃について報告した。
その上で同氏は、ラダキン氏、英国政府、英国民に対して、ウクライナへの堅固で不変の支援につき謝意を伝えた。