デンマーク、国民の約半数が将来のウクライナへの平和維持軍派遣を支持
世論調査
デンマークで行われた世論調査では、約53%の回答者が戦後ウクライナに平和維持軍を派遣することを支持しているとの結果が出ている。
ブルームバーグが報じた。
報道には、Ritzauが21日に公開した世論調査結果にて、約53%の回答者が、¥デンマークはどのような将来であっても軍の展開すべきだと回答した。約15%は反対、32%は回答困難あるいは意見なしとの回答だった。その他、66%がウクライナは欧州連合(EU)に加盟すべきだと答え、68%が同国はNATO加盟国となるべきだと回答した。
なお、人口約6000万人のデンマークは、ロシアの対ウクライナ全面進行が始まってから、これまでにウクライナに537億クローネ(75億5000万ドル)の軍事支援を供与してきた。フレデリクセン・デンマーク首相は、平和維持軍問題を話し合うのは時期尚早だとしつつ、英国の計画に対しては肯定的な態度を示していた。20日、フレデリクセン氏は、ゼレンシキー大統領と電話会談を行い、デンマークの支持を確認していた。
今回の世論調査は、Voxmeterが2月18〜20日にRitzauのために実施したもので、回答者数は1021人。理論的誤差は示されていない。
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