「代替の物はある」=ウクライナ関係者、スターリンク遮断可能性にコメント

ウクライナのコヴァレンコ国家安全保障国防会議(NSDC)傘下偽情報対策センター所長は22日、インターネット接続サービス「スターリンク」の遮断の可能性に関する情報につき、代替の物はあるとコメントした。

コヴァレンコ所長がテレグラム・チャンネルに書き込んだ

コヴァレンコ氏は、「スターリンク関連のニュースで、『全部おしまいだ』と言う必要は間違いなくない。第一に、遮断されていない。第二に、前線で機能している代替の物がある」と書き込んだ。同時に、同氏は、その代替物の詳細については言及していない。

これに先立ち、ロイター通信は、ウクライナとの協議を行っている担当者たちが、ウクライナに埋蔵する鉱物資源に関する合意協議の際に、スペースX社の衛星インターネットサービス「スターリンク」へのウクライナのアクセスを遮断する可能性について提起したと報じていた。

これを受け、ポーランドのガフコフスキ副首相兼デジタル化相は22日、ポーランド政府はウクライナのためにインターネット接続サービス「スターリンク」のターミナルを購入しており、衛星インターネット使用料金を支払い続けていると述べた上で、そのためポーランドが当事者である商業契約の破棄の根拠は想像できないと発言していた