欧州は「ウクライナ非軍事化」の呼びかけを拒絶すべき=仏軍事相
フランスのルコルニュ軍事相は11日、ウクライナ軍の「非軍事化」を拒絶すべきだとの見方を示した。
ルコルニュ軍事相がガーディアンへのインタビュー時に発言した。
ルコルニュ氏は、フランスはとりわけ「ウクライナ軍のどのような非軍事化も拒絶する」と発言した。
また同氏は、欧州は、冷戦時代とも「平和の配当の時代」とも明らかに異なる、複数の大国が影響力を巡って争う、歴史における新しい時代に直面していると指摘した。
なお、3月11日、ルコルニュ氏は、パリにて、30か国以上の軍のトップが一同に会し、ロシアとの和平交渉の一環で、欧州と西側が提供できるウクライナへの支援について協議する防衛・戦略フォーラムを開幕させていた。
ルコルニュ氏は、ロシアに合意を遵守しないという経験があることを知っている中、ウクライナについては、潜在的な停戦はより綿密に計画する必要があると強調した。
写真:ルコルニュ仏軍事相(X)