ゼレンシキー宇大統領、国民1000万人以上に電力が届いていないと指摘

ウクライナのゼレンシキー大統領は17日、ロシアのミサイル攻撃により、現在1000万人以上のウクライナ国民に電力供給が行えていないと報告した。

ゼレンシキー大統領が同日夜の動画メッセージで伝えた

ゼレンシキー氏は、「一日中、ウクライナに対する新たなミサイル攻撃の被害の克服が続いている。(中略)計画・安定化停電に加えてまたしても緊急停電が追加された。現時点で1000万人以上のウクライナ国民に電力が届いていない」と発言した。

同氏はまた、最も多くの停電が確認されているのは、ヴィンニツャ州、オデーサ州、スーミ州、キーウ市だと伝えた。

その上で同氏は、「私たちは、供給の正常化に向けてあらゆることを行っている」と発言した。

これに先立ち、17日、電力企業DTEKのサハルク取締役は、電力施設の大規模な損傷により、現在最大40%の消費者が停電を被っており、地区によっては数日間停電していると伝えていた。

写真:大統領府