21日、キーウでは計画停電が終日導入

キーウ市軍行政府は、21日キーウ市では0時から24時まで終日計画停電が導入されると発表した。

キーウ市軍行政府がテレグラム・チャンネルで伝えた

発表には、「ウクルエネルホ社と指示により、本日、5月21日、キーウでは0時00分から24時00分まで終日、計画停電が導入されていく」と書かれている。

ポプコー行政府長官は、「消費制限は、電力システム安定性維持のために不可欠な措置だ」と伝えた。また同氏は、省エネを呼びかけた上で、「電気器具1つ1つの電源を切ることが、私たちの電力システムの安定性と再生への大きな貢献となる」と訴えた。

これに先立ち、3月22日以降、ロシア軍によるウクライナのエネルギーシステムへの大規模攻撃により、ブルシュティン火力発電所、ラディジン火力発電所、ズミーウ火力発電所、トリピッリャ火力発電所、並びに水力発電所が破壊されていた。ウクライナ政府は、これにより8GWの発電能力が失われたと評価している。