宇ナフトガス社、契約失効前の欧州への石油輸送停止の噂を否定

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ウクライナの国営石油・ガス企業「ウクライナ・ナフトガス」は、同社は現行の契約に従い、今後も欧州のパートナーに対する義務を遂行していく。

30日、チェルニショウ・ナフトガス・グループ取締役会長がウクルインフォルムに伝えた。

チェルニショウ氏は、「契約の失効前に欧州への石油輸送停止に関する噂を完全に否定する。ウクライナは、欧州諸国にとっての信頼できるパートナーであり続けている。私たちは住民のための安定したエネルギー供給の重要性を誰よりも理解しており、そのため、今後もガス・石油輸送の現行の契約にしたがって自らの義務を遂行していく」と発言した。

また同氏は、自身がブラチスラバを今週訪問した際に行った、スロバキア政府や大手エネルギー企業との協議でもこの立場は確認されたと伝えた。

さらに同氏は、「同時に私たちは、欧州によるエネルギー供給源のできるだけ迅速な多様化を支持しており、全面的に促している」とも付け加えた。

ポドリャク宇大統領府長官顧問もまた、報道機関に対するコメントで、ウクライナは以前に締結した契約は、それが失効するまで、自らの義務を果たしていくと強調した。

「マイ・ウクライナ」局は、ポドリャク氏が「石油パイプライン『ドルジュバ』の状況はこうだ。私たちは、ロシアの石油のプレゼンスを減らす、あるいは完全に取り除くために、地域の複数の国々のための石油供給の多元化願望に関して、欧州委員会を支持している。その際、ウクライナは、そのような契約が執行する日までは、自らの契約上の義務を完全に履行してきた。なぜなら、それは、私たちの欧州の国々との間の二国間関係に関することだからだ」と発言したと伝えた。

写真:チェルニショウ・ナフトガス・グループ取締役会長(フェイスブック)

※これはパートナー企業のニュースです。