ウクライナ議会、2025年度予算案を第一読会で支持
ウクライナ最高会議(国会)は31日、2025年度国家予算法案を第一読会で支持した。本法案の成立のためには今後の第二読会での採択が必要。
財務省広報室が報告した。
発表には、「本日10月31日に、最高会議は2025年度国家予算案を第一読会で支持した。同決定は最高会議議員247名が賛成した(編集注:過半数は226)」と書かれている。
財務省によれば、歳入は今年より4110億フリヴニャ多い2兆70億フリヴニャとなることが予定されている。歳出(一般財政支出)は、今年より5350億フリヴニャ多い、3兆6440億フリヴニャが予定されている。
2025年の国家安全保障・国防への総資源は2兆2230億フリヴニャ(GDPの約26%)で、2024年の改定後の予定より460億フリヴニャ多いという。
また、9月14日に政府が提案した予算案に対して、第一読会の投票までに、最高会議議員、会派・グループ、委員会から2099点の改正案が提出されたという。