ウクライナ電力会社、計画停電を導入
ウクライナの電力会社「ウクルエネルホ」は、12月25日に全土での計画停電の導入を発表した。
ウクルエネルホがフェイスブック・アカウントで発表した。
発表には、「今日は終日時間単位の停電が導入されていく。あなた方の地域で余儀なくされた制限の予定表は、サイトあるいはソーシャルネットワーク上のオブルエネルホの公式ページで確認できる」と書かれている。
また同社は、同日未明と朝にロシアが今年に入ってから13回目となるエネルギー施設に対するミサイルと無人機による大規模な攻撃を実施し、破損により、消費制限措置の導入を余儀なくされていると伝えた。
状況が安全になっている施設全てで、すでに復旧作業が始まっているとし、破損した機材のできるだけ早い復旧に向けて全力が尽くされていると書かれている。
これに先立ち、ウクライナへの全面侵略戦争を続けるロシア軍は、25日未明から朝にかけて、同国各地のエネルギー施設への大規模なミサイル攻撃を行っていた。
ゼレンシキー大統領は、ロシア首脳プーチンは意図的にクリスマスに攻撃してきたとし、ウクライナに対して70弾以上のミサイル、100機以上の無人機が発射されたと報告している。