NATO、ウクライナの「欧州・大西洋路線」憲法改正にコメント
北大西洋条約機構(NATO)は、ウクライナの同機構加盟の願望を認めている。
7日、ウクルインフォルムがNATO本部に対して、同日の最高会議(国会)における憲法改正に関するコメントを要請したところ、NATO本部が書簡にて返答した。
NATOのコメントには、「私たちは、ウクライナのNATO加盟の願望を認めており、NATOのウクライナとの連帯は強固である。私たちは、改革における進展を歓迎しており、ウクライナが改革の道を進み続けるよう呼びかける。それは、ウクライナの繁栄と平和、北大西洋空間全体の安定にとって極めて重要なのである」と書かれている。
なお、これに先立ち、7日、最高会議は、欧州連合(EU)とNATOへのウクライナの加盟路線をウクライナ憲法に記載する大統領提出の憲法改正法案を本採択している。