【宇土首脳会談】ゼレンシキー大統領、エルドアン・トルコ大統領と黒海地域・クリミア情勢を協議

ゼレンシキー大統領は、アンカラにて、エルドアン・トルコ大統領と会談し、黒海地域・クリミアの情勢、黒海航行の安全やロシアに拘束されるウクライナ海軍軍人解放問題を協議した。

7日、ゼレンシキー大統領がエルドアン大統領との共同記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

ゼレンシキー大統領は、「本日、私たちは、黒海の航行の安全問題に非常に多くの時間を割いた。どのように航行の安全、経済活動、輸送を確保するかは、私たち黒海沿岸国にとって、非常に重要な問題である。これに加えて、私たちは、(ロシア連邦に拘束される)ウクライナ海軍軍人の帰還問題についても協議した」と発言した。

ゼレンシキー大統領はまた、同会談では、被占領下クリミアの軍事化がもたらす脅威や、現地での人権侵害やクリミア・タタール人への迫害についても協議したと伝えた。

その上で、ゼレンシキー大統領は、「私は、ウクライナとトルコがともに努力することで、黒海地域とクリミアの情勢を自らの有利な方向へと変えられると確信している」と発言した。

写真:オリハ・ブドニク・アンカラ特派員