トルコはクリミア違法併合を認めず、クリミア・タタールを引き続きサポートする=トルコ大統領

トルコは、ロシアによるクリミア違法併合を認めず、ウクライナとともにクリミア・タタール人をサポートし続ける。

3日、キーウ(キエフ)訪問中のトルコのレジェップ・タイップ・エルドアン大統領がヴォロディーミル・ゼレンシキー大統領との第8回戦略評議会会合後の共同記者会見時に発言した。

エルドアン大統領は、「私たちは、違法併合を認めない。私たちは、クリミア半島を含むウクライナの主権と領土一体性を支持してきたし、今後も支持していく」と発言した。

大統領はまた、トルコ政権は今後もクリミア・タタール人、メスヘティア・トルコ人、ガガウズ人をサポートしていくと強調した。

大統領は、「ウクライナは、多くの民、とりわけ、クリミア・タタール人、メスヘティア・トルコ人、ガガウズ人にとっての家である。私たちは、ウクライナとともに、彼らの住居、教育、精神的需要を保障するために努力を行なう準備がある。私たちは、ウクライナとともに彼らをサポートしていく」と発言した。

なお、3日、トルコのエルドアン大統領がキーウを訪問し、ゼレンシキー大統領とともに第8回ハイレベル戦略評議会を開催した。