最高会議、デニス・シュミハリ氏を新首相に任命

最高会議は4日、新首相にデニス・シュミハリ氏を任命した。同氏は、本年2月からホンチャルーク内閣にて副首相兼地方自治体発展相を担っていた人物。

最高会議議員291名が任命を支持した(過半数は226)。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

デニス・シュミハリ氏は、1975年10月15日リヴィウ生まれ。国立リヴィウ工科大学卒。ドイツのアーヘン工科大学等にて留学経験あり。経済博士。

2000~09年、リヴィウ市の複数企業にて幹部ポストで勤務。その後、リヴィウ州行政府にて経済発展・貿易・産業局局長として勤務。

2014年、収入公共料金省リヴィウ州総局副局長。

2015~17年、リヴィウホロド社総裁・理事。

2018年1月から、DTEKブルシュティン火力発電所所長、DTEKザーヒドエネルホ社副総裁を経験(編集注:DTEKグループは、オリガルヒ(大富豪)のアフメトフ氏が所有)。

2019年8月1日~2020年2月5日、イヴァノ=フランキウシク州行政府長官。

2020年2月4日~3月4日、副首相兼地方自治体発展相。

なお、同日、最高会議は、オレクシー・ホンチャルーク氏を首相職から解任している。