ゼレンシキー大統領、ウクライナとポーランドを仲違いさせることは誰にもできないと発言
ゼレンシキー大統領は、ウクライナとポーランドは誰にも仲違いさせることはできず、両国関係は引き続き友好と相互尊重を基本としていくと発言した。
12日、ゼレンシキー大統領がキーウ(キエフ)訪問中のドゥダ・ポーランド大統領との共同記者会見中に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
ゼレンシキー大統領は、「私もドゥダ氏も、ウクライナとポーランドは平和、調和、友好、そして最も重要な相互の尊重の中においてでしか共存できないと確信している。私たちは、多くの敵がウクライナとポーランドを仲違いさせようと夢見ていることを常に覚えておかなければならない。そして、今日私たちは彼らに対して、たった一つのことを述べよう。そのような日は来ない、と」と発言した。
大統領は、ウクライナとポーランドの間では、ある一つのことを除いて、対立は一切あり得ないとし、その一つのこととは「冬季オリンピックやサッカーのワールドカップを共同で開催する場合、ウクライナとポーランドのどの町で開催するか」という問題だと発言した。
なお、ドゥダ大統領のウクライナ公式訪問は、10月11日から13日まで続き、キーウの他、オデーサも訪れる予定となっている。
写真:大統領府