サンドゥ次期モルドバ大統領「モルドバを孤立から抜け出させ、ウクライナとの凍った関係を溶かす」
モルドバ大統領選挙にて当選したマイア・サンドゥ次期大統領は18日、ウクライナとの二国関係を再活性化することへの意欲を示した。
サンドゥ氏がシェウチェンコ駐モルドバ・ウクライナ大使との会談時に発言した。サンドゥ氏所属の行動連帯党がフェイスブック・アカウントにて伝えた。
発表によれば、サンドゥ氏は、ゼレンシキー・ウクライナ大統領の祝辞に謝意を示した。同氏とシェウチェンコ大使は、モルドバの現状とウクライナ・モルドバ間の緊密な協力が必要だと指摘した。
サンドゥ氏はまた、ウクライナとモルドバの戦略的パートナーシップ関係の発展が重要だと強調した。
同氏は、「私たちには、多くの共通の問題があり、また今後ともに実現することのできる多くの可能性もある。私たちは、モルドバを孤立から脱出させなければならないし、ウクライナとの二国間関係を速やかに解凍しなければならない。また私たちは、欧州統合プロセスの文脈における活動連携について議論した」と伝えた。
サンドゥ氏は、モルドバとウクライナは、多くの議題を抱えており、これらは近々再開されると指摘した。
これに先立ち、モルドバでは、15日に実施された大統領選挙決選投票の結果、親欧州候補として知られるサンドゥ候補が57.75%得票し、次期大統領就任を確実なものとしている。