ウクライナ安保会議、サイバーセキュリティ戦略を確定

14日、国家安全保障国防会議(NSDC)は、2021〜2025年ウクライナ・サイバーセキュリティ戦略を確定した他、また全国デジタルテレビネットワーク創設を決定した。

ミハイロ・フェドロウ副首相兼デジタル移行相がNSDC会合後記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

フェドロウ副首相は、「今日、私たちの活動に関係する二つの重要な決定が採択された。1つ目は、私たちの国のサイバーセキュリティ戦略だ。これで私たちは、この分野で私たちに資金を拠出し、方策をとり、現状を改善することを可能にする公式文書ができたことになる。二つ目は、マルチプレックスMX7設置とそのための資金拠出の決定である。これにより、ウクライナ国民とのより良質なコミュニケーションが可能となり、シグナルが改善できる」と発言した。

フェドロウ氏は、デジタル放送が国全体をカバーできていないため、現在ウクライナの国境沿いの州の住民は新しいチューナーを購入しなければ、ウクライナのテレビを無料で見ることができないと指摘し、デジタルテレビネットワーク「マルチプレックスMX7」設置により、この問題が解決できると発言した。