ウクライナ国会、副首相3名を任命

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ウクライナ最高会議(国会)は4日、ユリヤ・スヴィリデンコ氏を第一副首相兼経済相に、イリーナ・ヴェレシチューク氏を副首相兼一時的被占領地再統合相に、パウロ・リャビキン氏を副首相兼戦略産業問題相に任命した。

ウクルインフォルムの記者が伝えた。

スヴィリデンコ氏の第一副首相兼経済相への任命には、最高会議議員256名が賛成した(過半数は226)。スヴィリデンコ氏は、同任命までウクライナ大統領府副長官を務めていた人物。

ヴェレシチューク氏の副首相兼一時的被占領地再統合相への任命には、最高会議議員260名が賛成した。ヴェレシチューク氏は、最高会議与党会派「人民奉仕者党」議員。2020年のキーウ市長選挙に出馬し、落選している。

リャビキン氏の副首相兼戦略産業問題相への任命には、最高会議議員237名が賛成した。リャビキン氏は、2020年11月から同任命まで国家会計庁長官を務めていた人物。

これに先立ち、最高会議は3日、アブラモウシキー環境保護・天然資源相、リュブチェンコ第一副首相兼経済相、レズニコウ副首相兼一時的被占領地再統合相、ウルシキー副首相兼戦略産業問題相、タラン国防相の5名を解任。4日には、レズニコウ氏を国防相に任命していた。