ゼレンシキー宇大統領、濃密な外交の1日を報告 スナク英新首相とも電話会談
ウクライナのゼレンシキー大統領は、25日に行われたウクライナ復興会議、クリミア・プラットフォーム議会サミット、シュタインマイヤー独大統領キーウ訪問、スナク英首相との電話会談につき報告した。
ゼレンシキー大統領が同日夜の動画メッセージで報告した。
ゼレンシキー氏は、「今日は、とても活発な外交の日だった。ウクライナにとってあらゆるレベルの行事があった。首脳レベル、政府レベル、国会レベルだ。朝には、ウクライナの復興と近代化をテーマにしたベルリン会議の参加者に呼びかけを行った。具体的な結果に期待している。今は止まる時ではなく、冬は近い」と発言した。
同氏はまた、クロアチアでは、クリミア・プラットフォームの議会レベルの作業が始まったと述べ、「私たちは、必ずクリミアを解放し、私たちの国のその部分を取り戻す。ウクライナ空間だけではなく、全欧州空間へと取り戻すのだ。今日、私たちはそのことを改めて確認した。そして私は、議会フォーマットで支援をしてくれている50の国と機関のパートナーたち皆に感謝を伝えた」と伝えた。
さらに同氏は、ウクライナを訪問したドイツのシュタインマイヤー大統領と濃密な協議を行ったと報告した。また同氏は、シュタインマイヤー氏は同日チェルニヒウ州のロシアに占領されていた地区を訪問したとし、「彼はそこで空襲警報にあった。そして、ロシアのミサイルテロ、敵のイラン製無人機使用は、私たちの協議の基本議題の1つであった」と伝えた。
加えて同氏は、同日、英国のスナク新首相と電話会談を行ったとし、「私は、両国のパートナーシップと、英国の民主主義と自由の防衛における伝統的リーダーシップが今後も強化されていくことを信じている」と発言した。
また同氏は、スナク氏に対してキーウを訪問するよう招待したと伝えた。
なお、同日、スナク英首相もまた、ゼレンシキー宇大統領との電話会談につき、ツイッター・アカウントで報告した。
写真:大統領府