岸田日本首相、キーウ州ブチャで犠牲者追悼
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ウクライナ訪問中の岸田首相は21日、ロシア軍の虐殺の行われたキーウ州ブチャを訪れ、献花を行い、犠牲者たちを追悼した。
ジェパル(ジャパロヴァ)宇外務第一次官がツイッター・アカウントで写真とともに報告した。
ジェパル氏は、「私たちは、日本の岸田文雄首相とともに、昨年ロシアの占領を生き延びたブチャを訪れた。ウクライナは、日本政府の私たちへの困難な冬を乗り切る支援と私たちへの発電機の提供に感謝している。日本のようなパートナーたちとともに、私たちは国を復興していく」と書き込んだ。
また、ジェパル氏公開の写真では、岸田首相が日本がブチャに提供した発電機を視察している様子が写っている。
ロイター通信によれば、岸田氏は、ブチャに訪れたことにつき「残虐な行為に強い憤りを感じる」と述べ、犠牲者に日本国民を代表して追悼の言葉を捧げたという。
なお、岸田首相は21日、ウクライナを訪問している。岸田氏は、ブチャ訪問後は再びキーウへ移動し、聖ミハイル黄金ドーム修道院横のロシアとの戦争で戦死したウクライナ軍人の追悼碑を訪れ、献花を行った。今後、ゼレンシキー宇大統領と会談する予定。
写真:ジェパル外務第一次官(ツイッター)