ゼレンシキー宇大統領、オランダにて国際刑事裁判所を訪問

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ウクライナのゼレンシキー大統領は4日、オランダの訪問を開始し、ハーグに位置する国際刑事裁判所(ICC)にてホフマンスキ裁判所長と会談した。

大統領府広報室が伝えた

発表によれば、ゼレンシキー氏は、人道に対する戦争犯罪とウクライナ人に対するジェノサイドに罪のある者皆の責任追及はウクライナにとって原則的なものだと発言した。同氏は、「私たちにとって結果とは、侵略国首脳陣を含む全てのロシアの戦争犯罪者への具体的な判決のみである」と強調した。

同氏はまた、同方面におけるICCの活動を高く評価していると述べ、とりわけプーチン露大統領と同侵略国の児童の権利全権代表に対する、ウクライナ児童連れ去りの容疑による逮捕状の発布の決定採択の重要性を指摘した。

その際同氏は、「その犯罪は特別かつ優先的な注意を要するものだ。私たちは、大規模な追放を止めさせるためにロシアへの圧力を強め、児童保護のための普遍的なメカニズムを作らねばならない」と発言した。

その他同氏は、ICCとウクライナの法執行機関の間の協力の水準を賞賛し、ウクライナは国内司法の枠内で、ロシアが現下の戦争において犯した大規模な暴挙の捜査と追訴、またICCとの効果的な協力の調整のために必要なあらゆることをを行なってきたし、今後も行なっていくと述べた。

また同氏は、近々ICC検察官事務所の支部がキーウに開設されることの重要性を指摘し、それが連携のさらなる強化を促すだろうと述べた。

その他、ゼレンシキー氏は、フェイスブック・アカウントで、ICC訪問時の動画を公開した。

なお、4日、ゼレンシキー大統領は、オランダのハーグを訪問している。