ドイツ元外相、カナダをEUへ招待することを提案

ドイツ社民党の元党首であるジグマール・ガブリエル元外相は、カナダは米国の51番目の州となるよりは、欧州連合(EU)に加盟した方が良いとの考えを示した。

ガブリエル氏がWeser-Kurier紙(土曜版)に対して述べた。

ガブリエル氏は、「私はカナダの人々にEUの一員になることを提案し得る。それは、おそらく、最も目的に適ったものだろう。もしかしたら、他の加盟国のような完全な統合ではなく、部分的なものかもしれない」と発言した。

また同氏は、欧州は新たな関税を課した米国の経済的圧力に対抗せねばならないとしつつ、同時に協議への準備も必要だと述べた。そして同氏は、現在の米政権の措置は世界の貿易に混沌をもたらし、最終的には米国自身にも利益とならないと指摘した。

同氏はその際、「しかし、おそらく、米国の政策が変わる前に、現実が米国の政策に追いつかねばならないだろう」とコメントした。

その他同氏は、米国が欧州から背を向けるようなことはしないよう忠告した。同氏はその際、安全保障的側面、とりわけドイツ軍が能力を持つまでの間は(同氏はそれには10年かかると予想)、米国が不可欠だと指摘し、そのため米国と集中的な協議が必要だと発言した。