ゼレンシキー宇大統領、ブラジル大統領補佐官と会談 ウクライナと南米諸国の首脳会談開催を検討
ウクライナのゼレンシキー大統領は11日、キーウを訪れたアモリン・ブラジル大統領国際問題特別補佐官と会談し、ウクライナの提案している10項目からなる「平和の公式」やウクライナとラテンアメリカ諸国の首脳会談開催の可能性について協議を行った。
ゼレンシキー大統領がツイッター・アカウントで伝えた。
ゼレンシキー氏は、「ブラジル大統領のアモリン国際問題担当特別補佐官と会談した。私は、ロシアの対ウクライナ侵略を止められる唯一の計画は、ウクライナの『平和の公式』だと強調した。ウクライナ・ラテンアメリカ首脳会談の開催可能性を協議した。私は、ルーラ大統領との対話の継続を期待しており、彼をウクライナで迎えられたら嬉しい」と書き込んだ。
これに先立ち、ルーラ・ブラジル大統領は、ウクライナとロシアの間の和平協議の仲介者になりたいなどと発言していた。
なお、外務省発表によれば、アモリン大統領補佐官は、10日には、キーウにて、メリニク外務次官と会談している。発表には、会談時、両者は二国間議題や、国際法への尊重、ウクライナの主権と領土一体性の回復に基づいた、持続可能で永続する平和を確保する手段の模索に、ブラジルが他のウクライナのパートナー国とともに加わる可能性について協議したと書かれている。メリニク氏は、ルーラ・ブラジル大統領のウクライナにおける平和達成を促進する意向を肯定的に評価しつつ、ゼレンシキー大統領が提案している「平和の公式」の作業にブラジルが積極停に加わるよう提案したという。