仏上院、ウクライナの人為的大規模飢餓を「ウクライナ人へのジェノサイド」と認定
17日、フランス上院は、1932〜1933年にソ連政権がウクライナで引き起こした人為的大規模飢餓「ホロドモール」をウクライナ人に対するジェノサイドと認定する決議を採択した。
ウクライナのクレーバ外相がツイッター・アカウントで伝えた。
クレーバ外相は、「フランス上院が先ほど1932〜1933年のホロドモールをウクライナ人に対するジェノサイドと認定した。私は、フランス上院議員に、正義を回復し、何百万人の犠牲者を追悼するその歴史的投票につき感謝する。そのような犯罪は決して繰り返されてはならないし、決して忘れられてはならない」と書き込んだ。
ゼレンシキー宇大統領は、ツイッター・アカウントにて、同決定は歴史的正義の回復への道の重要な一歩だと指摘した。
ゼレンシキー氏は、「1932〜1933年のホロドモールをウクライナ人へのジェノサイドと認定するフランス上院の歴史的決定を歓迎する。同決議を主導し、支持した全ての上院議員に感謝している。歴史的正義の回復と飢餓で拷問を受けた何百万人のウクライナ人の追悼を永遠のものとする道におけるさらなる重要な一歩だ」と書き込んだ。