クレーバ宇外相、2回目のアフリカ周遊開始 1か国目はモロッコ
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ウクライナのクレーバ外相は22日、就任後2回目となるアフリカ諸国の周遊を開始した。
クレーバ外相がインスタグラム・アカウントにて報告した。
クレーバ氏は、「モロッコだ。2回目のアフリカ諸国周遊の最初に、モロッコのパートナーたちは、カサブランカのハッサン2世モスクに招待してくれた。アフリカで現在も使われているものの中で最大のモスクだ。これは真の芸術作品であり、7年間にわたり1万人のモロッコの芸術家や装飾家が作業を行ったものだ」と伝えた。また、モスクの扉はウクライナ産のチタンが使われていると指摘した。
同氏はまた、今回の訪問は二国間関係樹立以降、ウクライナ外相による初のモロッコ訪問だと強調した。
そして同氏は、「(昨年秋の)最初の(アフリカ)周遊は歴史だった。2回目は、もう体系だ。秋の訪問時は、サブサハラアフリカの国々を含んだが、今回は、北から南まで大陸のあらゆる地域の国々を訪れる。ここのロジスティックは激しいが、しかし仕事は仕事だ。これからアフリカのリーダーやビジネス界代表者たちと重要な協議を行う」と伝えた。
さらに同氏は、訪問の課題は、できるだけ多くのアフリカの国をウクライナが提案する和平イニシアティブ「平和の公式」の実現に関与させること、黒海穀物イニシアティブとゼレンシキー大統領のプログラム「ウクライナからの穀物」の一環での農産物の絶え間ない輸出への支持を取り付けること、そしてウクライナのビジネスにとっての新しい機会を創出することだと発言した。