ロシア軍が連れ去ったマリウポリの未成年男児がウクライナに帰還

ウクライナのヴェレシチューク副首相兼一時的被占領地再統合相は27日、ロシア軍が制圧した東部ドネツィク州マリウポリから連れ去っていた未成年男児ヴヤチェスラウ氏を、ウクライナ政府管理地域に帰還させることに成功したと発表した。

ヴェレシチューク氏がテレグラム・チャンネルで報告した

ヴェレシチューク氏は、ヴヤチェスラウ氏には親がいないとし、2021年、同氏が15歳の時にマリウポリ高等治金学校で勉強を始めたと伝えた。

そして同氏は、「マリウポリが的に制圧されてから、占領者たちはヴヤチェスラウ氏をシャフタルシクへと追放した。しかし、少年は勇敢かつ、機転が利いた。自分のことを知らせる手段と連絡先を見つけた。その後は、多くの無関心ではない人々による努力、忍耐、一貫性のたまものだった。しかし、今日、少年はもう私たちのところいいる」と書き込んだ。

同氏はまた、ウクライナ外務省とキーウ関係当局などに対して謝意を伝えた。