ウクライナのEU加盟交渉始まる
25日、ルクセンブルクにて、欧州連合(EU)とウクライナの間の第1回政府間会議が始まり、その際正式にウクライナのEU加盟交渉の開始が発表された。
ウクルインフォルムが伝える。
同会議には、キーウとブリュッセルからの代表団が参加。ウクライナ代表団は、ステファニシナ欧州・欧州大西洋統合担当副首相が率いた。EU代表団には、各国の閣僚が参加した上で、ラビブ・ベルギー外相が率いた。
ラビブ外相は、EUは、とりわけ困難な戦時という条件下におけるウクライナによるEU改革プログラムの進展に向けた決意を歓迎し、必要な改革をていねいかつ積極的に実行していくさらなる政治的決意への期待を表明した。
また同氏は、ウクライナの市民社会が改革プロセスにて積極的に参加していることが成功達成にとって重要であり続けていると指摘した。
同日、ゼレンシキー宇大統領は、動画メッセージにて、EUとの間で正式な加盟交渉が始まったことを報告した。
ゼレンシキー氏は、「EUとの加盟交渉が正式に始まった。これは歴史的な結果だ。私たちはここまで長らく歩いてきたのであり、現在最初の政府間会議が行われた。EUとの関係の1つ1つの章を乗り越えて、ウクライナ加盟合意を作るべく、確実に必要なもの全てを実現する」と発言した。