ゼレンシキー宇大統領、バロウ・ガンビア大統領と電話会談

ウクライナのゼレンシキー大統領は1日、ガンビアのバロウ大統領と電話会談を行い、平和の回復と食料安定性確保に関するウクライナとアフリカ諸国の連携の可能性につき協議した。

ゼレンシキー大統領がソーシャルメディア「X」アカウントで報告した

ゼレンシキー氏は、「20年間以上の休止を経て、ウクライナとガンビアの間で首脳レベルのコンタクトを再開でき嬉しく思う。アダマ・バロウ大統領と電話会談を行った。『平和サミット』へのガンビアの出席と総括コミュニケへの支持に対する感謝を伝えた。平和の回復と食料安定性確保に関するウクライナとアフリカの間のあり得る連携フォーマットにつき協議した。私たちにとっては、アフリカと世界のための食料安全保障の重要保証国の1つであり続けることが重要だ」と発言した。

また同氏は、ロシアの対ウクライナ全面侵攻が始まるまではガンビアの学生がウクライナで勉強していたことを指摘し、「私たちは、彼らを安全な地域で迎え、教育プログラムを拡大する準備がある」と伝えた。

なお、ウクライナ政府は「ウクライナからの小麦」プログラムを通じて、アフリカやアジアの国々に自国の農産物を22万1410トン供給している。

写真:大統領府