ロシアと中国の参加なくして露宇戦争終結協議は不可能=チェコ大統領
チェコのパヴェル大統領は、ロシア・ウクライナ戦争の終結に関する協議は、ロシアと中国が席に着かなければ不可能だとの見方を示した。
パヴェル大統領がチェコ通信社(CTK)へのインタビュー時に発言した。ラジオ・プラハ・インターナショナルが伝えた。
またパヴェル・チェコ大統領は、中国は、軍事力や経済力の優劣ではなく、ルールに基づいた上での、ロシア・ウクライナ戦争の平和的解決に大きな責任を負うべきだとも指摘した。
これに先立ち、パヴェル氏は、今年の年末から来年初冬にかけて、ロシアの対ウクライナ戦争にて一定の変化が生じると予想していた。
また、同氏は、情勢展開は、米国大統領選挙をはじめ、世界の主要国で行われる多くの選挙の結果と連動するだろうとも述べていた。
さらに同氏は、ロシアとウクライナの双方で確認されている「戦争疲れ」ももう1つの要因だと指摘している。
写真:パヴェル・チェコ大統領(フェイスブック)