「勝利計画」は今年10月から12月までのパートナーの迅速な決定をあてにしたもの=ゼレンシキー宇大統領
ウクライナのゼレンシキー大統領は20日、近々バイデン米大統領に提示する「勝利計画」は今年10月から12月までの期間のパートナーたちによる迅速な決定をあてにしたものだと発言した。
ゼレンシキー大統領がキーウでのフォンデアライエン欧州委員長との共同記者会見の際に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
同氏は、計画の詳細はバイデン大統領との協議の際に明かすと発言した。
また同氏は、「勝利計画に関しては、一貫した人物でありたいし、全ての詳細は何よりも米大統領と協議したい。なぜなら、計画に関する決定の大半は、彼に左右されるからだ。そこには、米国の良心と支援にかかる項目がある。彼がこの計画を支持することを強く期待している」と指摘した。
その他同氏は、バイデン米大統領のウクライナに関する戦略の内容は知らないと述べた。同氏は、「バイデン大統領のウクライナ戦略に関しては、その通り、私は見ていない。彼が共有するなら、喜んで(編集注:見るだろう)」と発言した。
さらに同氏は、トランプ大統領候補のいわゆる和平計画なるものの説明を待っているとも発言した。同氏は、「私たちがドナルド・トランプ氏と会談したら、私は、彼がそれをどのように見ているのかを理解したい」と発言した。
なお、ゼレンシキー大統領は、来週米国を訪問し、国連総会に出席し、バイデン米大統領、ハリス副大統領、トランプ前大統領などと会談を行う予定。