ゼレンシキー宇大統領、松田邦紀日本大使と会談 二国間関係の強化に感謝

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ウクライナのゼレンシキー大統領は2日、まもなく退任する松田邦紀駐ウクライナ日本国大使と会談し、大使がウクライナと日本の間の二国間関係の強化してきたことにつき謝意を伝えた。

ウクライナ大統領府広報室が公表した

発表によれば、ゼレンシキー大統領は、「私たちの2つのネイション、国、首脳の間に強力な関係を築いてくれたことにつき、あなたに感謝を伝えたい。それは非常に重要なことだ。私たちの国がこれほど緊密な繋がりを持ったことはこれまでなかった」と発言した。

またゼレンシキー氏は、2023年の日本がG7議長国だった際に日本と岸田前首相からの重要な支援を受けたことを指摘し、それがウクライナにとっての重要な決定の採択に繋がったと発言した。

同氏は、その決定とは「防衛支援、ウクライナのエネルギー分野の強化、人道問題、またウクライナ復興の大きなウクライナ・日本会議だ」としつつ、さらに「私たちは一緒に多くのことを行ったし、私はあなたにそのことにつき感謝している。私たちが日本の石破茂首相が率いる新内閣ともその活発な対話を継続できることを期待してる」と伝えた。

松田大使は、ウクライナ・日本間の関係の強化のために働くことができたことを光栄だと思うと述べ、現在両国関係には未来のための展望が築き上がっていると発言した。

さらに、ゼレンシキー大統領は松田大使に、第3級功労勲章を授与した。

また、ゼレンシキー氏は、ソーシャルメディア「X」アカウントでも、松田大使との会談につき報告した

同氏は、その際、「日本の私たちの国と人々への支援は、非常に重要だ。私たちは一緒に命を救い、ウクライナの強靭性を強めており、国際法の完全な有効性を回復する」と書き込んだ。