トランプ米次期大統領、ロシア・ウクライナ戦争特使にケロッグ氏起用へ

米国のトランプ次期大統領は27日、ロシア・ウクライナ戦争を扱う特使としてキース・ケロッグ退役陸軍中将を起用すると明らかにした。

トランプ氏がトゥルース・ソーシャルのアカウントで発表した

トランプ氏は、「キース・ケロッグ将軍を大統領顧問とウクライナとロシアの問題の特使に推薦することを非常に嬉しく思う」と書き込んだ。

また同氏は、ケロッグ氏は軍事分野、ビジネスで優れた経歴を有しており、また国家安全保障分野でも非常に機微な役割をこなしてきたと伝えた。

そして同氏は、「彼は最初から私と一緒だった! 一緒に私たちは『力を通じた平和』を確保していき、米国、そして世界を、再び安全にする!」と書き込んだ。

ケロッグ氏本人も、ソーシャルメディア「X」アカウントにて、今回の推薦にコメントした

ケロッグ氏は、「私は、トランプ氏が私を大統領顧問とウクライナ・ロシア問題特使に指名してくれたことを光栄に思う。トランプ大統領のために働くことは、私の人生における名誉であったし、米国の利益を防衛しつつ力を通じた平和を確保するべく、疲れることなく働くことを楽しみにしている。私は、それに値するコミットメントと献身と共に準備ができている」と伝えた。

なお、キース・ケロッグ氏は、2017〜2021年、トランプ前大統領政権時代にペンス当時副大統領の国家安全保障担当顧問などを勤めていた人物。