ウクライナとモルドバの外相、エネルギー安全保障、EU加盟、ロシアへの対抗につき協議
ウクライナのシビハ外相とモルドバのポプショイ外相は18日、エネルギー安全保障、両国の欧州連合(EU)加盟問題、ロシアの脅威への対抗につき協議を行った。
シビハ外相がXアカウントで報告した。
シビハ氏は、「私は、モルドバの友人であり同僚である、ミハイ・ポプショイ外相と重要かつ中身のある会談を行った。私たちの共通の優先課題は、ウクライナ・モルドバ関係の発展、エネルギー安全保障、EU加盟、ロシアからのハイブリッド脅威への対抗だ」と書き込んだ。
また同氏は、モルドバはウクライナの支援をあてにして良いと伝えた。
ポプショイ外相もまた、同会談につきXアカウントで報告した。ポプショイ氏は、同会談では二国間協力の深化、エネルギー安全保障、欧州統合のための共通の目標の進展について協議したと伝えた。
そしてポプショイ氏は、「モルドバは困難な時にあるウクライナを堅固に支持している」と強調した。
これに先立ち、モルドバのサンドゥ大統領は14日、同国の被占領下トランスニストリア地域においてエネルギー危機を生み出しているとしてロシア政権を非難していた。
ウクライナのゼレンシキー大統領は8日、モルドバのサンドゥ大統領と電話会談を行なった際に、ウクライナはモルドバを石炭提供などで支援する準備があると発言していた。
写真:シビハ宇外相(X)