トランプ米大統領、プーチン氏と露宇戦争終結について話したと発言
米国のトランプ大統領は、ロシアの首脳プーチン氏と電話でウクライナに対する戦争の停止について話したことを認めた。同時に同氏は、やりとりの詳細については明かさなかった。
トランプ氏が大統領専用機機内でのニューヨークポストへのインタビュー時に発言した。
同時にトランプ氏は、プーチン氏と何回話したかとの質問については答えなかった。
その際トランプ氏は、「(何回かについては)言わない方が良い」と述べ、またプーチン氏が戦場での兵力の死を「実に気にしている」とコメントした。
その際同氏は、「彼(編集注:プーチン)は人々が死ななくなることを見たがっている」とし、「その死んでいる人々は皆、若く美しい人々だ。彼らは、あなた方の子供同様で、200万人だ…。理由もなくだ」と発言した。
さらに同氏は、これまで同様、自身が大統領だったら戦争は始まらなかっただろうとの発言を繰り返した。
その他同氏は、「私はプーチンとは常に良い関係にあった」とし、自らをバイデン前大統領と比べ、バイデン氏は自国民にとっての恥、完全な恥だと形容した。
同時に同氏は、自身には戦争をどのように終結させるかについての具体的な計画があると指摘した。そして、「それがすぐ生じることを期待している。毎日人が死んでいる…。そのウクライナの戦争は非常に悪い。私は、そのひどいことを終わらせたい」と発言した。
トランプ氏は、やりとりに加わっていたウォルツ米大統領国家安全保障補佐官に呼びかけつつ、「その会談を続けようではないか…。彼らは会いたがっている。毎日人が死んでいる。若い美しい兵士が殺されている…。私の息子のような若い人々がだ。双方でだ…。前線全体でだ」と発言した。
これに先立ち、トランプ氏は、来週「多分」ゼレンシキー宇大統領と会談すると発言、さらにプーチン氏とも話す予定があると発言していた。
写真:AA