ゼレンシキー宇大統領、トランプ米大統領との電話会談につき報告
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ウクライナのゼレンシキー大統領は12日、米国のトランプ米大統領と電話会談を行ったと報告した。
ゼレンシキー大統領がテレグラム・チャンネルで伝えた。
ゼレンシキー氏は、「先ほどドナルド・トランプ氏と話をした。長時間の対話だった。平和達成の可能性について。チームのレベルで一緒に作業する私たちの準備について。私たちの技術的可能性、とりわけ無人機やその他の現代的生産についてだ。私は、私たちが一緒に何ができるかということへのトランプ大統領の関心に感謝している」と伝えた。
また同氏は、「私たちは、スコット・ベッセント米財務相とのやりとり(編集注:ベッセント氏は同日キーウを訪問し、ゼレンシキー氏と会談した)と、安全保障と経済・資源連携に関する私たちの新しい協定の準備について協議した。トランプ大統領は私に、プーチン氏とのやりとりの詳細を報告した(編集注:トランプ大統領は同日プーチン氏と電話会談を行っていた)」と報告した。
さらに同氏は、「ウクライナは誰よりも平和を欲している。私たちは、ロシアの侵略を止めて、信頼できる永続的な平和を保証するために米国との共通の方策を定めている。トランプ大統領が述べたように、『さあ、終わらせよう』である」と伝えた。
そして同氏は、トランプ氏と今後の連絡と会談について合意したと補足した。
なおこれに先立ち、ニキフォロウ宇大統領補佐官は、両大統領の電話会談は約1時間行われたと伝えていた。
写真:大統領府