ゼレンシキー宇大統領「それがウクライナの平和となるなら」辞任する用意があると発言

ウクライナのゼレンシキー大統領は23日、それがウクライナにとっての平和を意味する、ないしは、北大西洋条約機構(NATO)加盟との交換となるなら、大統領職を辞する用意があると発言した。

ゼレンシキー大統領がキーウで開催されているフォーラム「ウクライナ 2025年」の際に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

記者から、それがウクライナにとっての平和を意味するなら、大統領職を辞する用意があるかと質問された際に、ゼレンシキー大統領は肯定し、「ええ。ウクライナにとっての平和なら、もし、私が職を辞することがあなた方にとても必要なら、私にはその用意がある。もう1つは、それとNATOも交換することもできよう。そのような条件だったら、すぐにだ」と発言した。

また同氏は、長期間政権にいるつもりはないとも述べ、「私は今、ウクライナの安全保障に集中しており、20年間ではない、私は政権に10年間いるつもりはない」と発言した。